困ったとき
よくある困りごとと、その対処です。
設定を変えたら管理画面に入れなくなった
適用した変更は、5 分以内に「確定」しないと自動で元に戻ります。
- そのまま 5 分待ちます。
- 元のアドレスで管理画面を開き直します(LAN のアドレスを変えた場合は、端末のアドレスも取り直します)。
確定待ちの間にルーターが再起動した場合も、起動したときに期限を過ぎていれば元に戻ります。
すでに「確定」してしまった場合は、コンソールの CLI で直します。
admin@felixxrt> show history
admin@felixxrt> rollback 12
Rolled back to revision 12. Confirm within 5 minutes with: confirm
admin@felixxrt> confirm
rollback は、show history で確かめた番号の設定に戻します。戻した後も 5 分以内に confirm が要ります。
管理画面を開けない
本体に画面とキーボードをつなぎ、次の順に確かめます。
- コンソールの最初の画面に、LAN のアドレスと「Web interface: https://…/」が出ています。そのアドレスを
https://で開いているか確かめます。 - ログインして
show interfacesで、LAN のアドレスと LINK がupかを見ます。 show hardwareで、線をつないだ NIC の LINK がupかを見ます。LAN の NIC が違うときはrequest interfaces assignで選び直します。- LAN のアドレスを変えたいときは
request lan-addressを使います(DHCP の割り当て範囲も移ります)。 - どうしても直らないときは
request factory-defaultで既定の設定に戻します。管理ユーザーは消えません。
request で始まるコマンドは、5 分以内に confirm しないと元に戻ります。詳しくは 初期設定 を見てください。
ほかに考えられる原因は次のとおりです。
| 症状 | 原因と対処 |
|---|---|
| 「The admin interface is not available on this interface」と出る | 管理画面を許可していないインターフェースから開いています。LAN から開くか、そのゾーンの「許可するサービス」で「管理画面」を選びます(ファイアウォールとポート転送) |
名前(felixxrt.home.arpa など)で開けない |
端末がルーターを DNS サーバーとして使っていません。アドレスで開いてください |
| 証明書の警告が出る | ルーターの中の CA が発行した証明書のためです。CA 証明書を端末に入れると出なくなります(管理画面へのログイン) |
| 「ログインの失敗が続いたため、n 分間ログインできません」と出る | 同じ送信元から 15 分以内に 5 回失敗しました。表示された時間待ちます |
| ログインできるが、メニューに画面が少ない | ロールで閲覧できない画面は出ません。管理者にロールを確かめてもらいます |
管理者のパスワードを忘れた
ほかの管理者に、パスワードを設定し直してもらいます。
- ほかの管理者が「SYSTEM › 管理ユーザー」画面を開きます。
- 対象のユーザーの行を選びます。
- 「パスワード」に新しいパスワードを入力し、「保存」を押します。
認証アプリをなくして 2 要素認証のコードを出せないときも、同じ画面の「2 要素認証を解除」で解除してもらえます。解除の後、本人がログインして設定し直します。
ログインできる管理者が 1 人もいない場合
管理者が 1 人もログインできない場合、コンソールからパスワードを設定し直す方法はありません。ルーターには Linux のシェルも用意されていません。インストールし直すしかなく、ディスクの中身はすべて消えます。
インストールし直した後は、次の順で戻します。
- インストール と 初期設定 のとおりに入れ直し、最初の管理者を作ります。
- 「SYSTEM › バックアップ」画面で、保存しておいた全部入りのバックアップを復元します。管理ユーザー・VPN ユーザー・証明書・秘密の値も戻るので、VPN の端末の設定はそのまま使えます。
- 設定を適用・確定します。
設定ファイル(.yaml)しか無い場合は、管理ユーザー・VPN ユーザー・秘密の値を作り直し、VPN の端末には設定を配り直します。
こうならないよう、管理者を 2 人以上にしておくことと、全部入りのバックアップを取っておくことをおすすめします(状態の確認と保守)。
変更を適用できない
| 表示 | 対処 |
|---|---|
| 「前回適用した変更(履歴 n)がまだ確定されていません」 | 前の変更が確定待ちです。画面上部の「確定」か「元に戻す」を押してから適用します |
| 「次の問題があるため適用できません:」 | 表示された場所の設定を直します |
| 事前テストが ✗ になる | 生成した設定ファイルを、サービスが受け付けませんでした。表示された内容を見て設定を直します |
| 「適用する権限がありません」 | ロールに適用の権限がありません。権限のあるユーザーに適用を依頼します |
インターネットにつながらない
- 「ダッシュボード」で、WAN の状態とアドレスを確かめます。
- 「MONITOR › 診断」画面で、ルーターから外へ ping が届くか確かめます。
- WAN の方式と値が、回線の案内と合っているか確かめます(WAN(インターネット接続))。
USB メモリーを挿したままだとインストーラーが始まる
BIOS で起動する PC では、USB メモリーのメニューの既定がインストールのままです。5 秒以内に「Boot from the disk」を選ぶか、USB メモリーを抜いてください。インストーラーが始まっても、ディスクを消去してよいかの確認で「Yes」を選ばなければ何も消えません(インストール)。
更新したら調子が悪くなった
「SYSTEM › 更新」画面の「前の版に戻す」で、更新前の版と設定に戻せます(状態の確認と保守)。問い合わせるときは、「診断」画面の「診断情報」を保存して送ってください。